[御礼とご報告]令和5年度 島根県障がい者アート作品展 巡回展 in グラントワ

令和5年12月8日(金)~10日(日)に島根県立美術館で開催された、「令和5年度島根県障がい者アート作品展」の中から、県西部の芸術文化拠点施設、グラントワ多目的ギャラリーで受賞作品38点と鳥取県「あいサポート・アートセンター」様より招待作品をお迎えし展示しました。今年度の作品は、昨年のポップな雰囲気とはまた異なり、全体的に柔らかな雰囲気の作品が多く、会場もゆったりと落ち着いた雰囲気になりました。

3日間で約220名の方にご来場いただきました。会期中、グラントワ内のイベントと重なり、イベント前後の時間でお立ち寄りくださる方もおられ、障がい者アートに初めて触れたという方も多かったようです。

初日はぽつりぽつり雨が降る中の開幕でしたが、中日、最終日とお天気も良く、グラントワ中央部にある水辺で遊ばれるお子様に元気をもらうようでした。

受賞者の方や、関係者の方、偶然立ち寄られた方など様々でしたが、興味をもってじっくりご覧くださる方が多かったです。

「パワーがすごいね。」「想像していたよりもずっとすごかった。」「ユニークだね。」など沢山のご感想を頂きました。気になる作品の前で、じっと立ち止まられたり、しっかりと描きこまれているノートを手に、ゆっくりとページをめくられていたり、何かしら作品との交流が芽生えていたのではないでしょうか。最終日のアトリエ・スノイロ栗山千尋さんによる「わたしのキャンバス」ワークショップでは、お子様が一つのテーブルに並んで、各々のびのびと作品に向かわれる様子がとっても和やかでした。もちろん大人の方もご参加くださり、色鮮やかな絵の具の並ぶ大きな机上で、創作を楽しまれていいる様子でした。参加者の方、皆さまそれぞれに個性豊かなキャンバスが出来上がり、主催者側も楽しませて頂きました。

ご来場いただいた皆様、作品展示や運営に協力していただいたボランティアスタッフの皆様、島根県立大学の学生さん、栗山千尋様、グラントワ職員の皆様、本当に温かなご協力をいただきありがとうございました。主催者として無事に開催できましたことにあらためて御礼申し上げます。ありがとうございました。