[報告と御礼]「障がいのある方の舞台芸術活動と鑑賞支援に関するアンケート」の集計と考察について

 令和3年9月に、障害福祉サービス事業所、特別支援学校、公立文化施設、コミュニティ施設(公民館)を対象(以下、施設等)とした「障がいのある方の舞台芸術活動と鑑賞支援に関するアンケート」を実施しました。回答していただいた施設等の担当者の方には、お忙しい最中にもかかわらず協力していただきましたこと深く感謝申し上げます。
 
 アンケート回収率は22%でありましたが、県内における障がいのある人たちの舞台芸術活動および鑑賞支援について、ある程度の傾向や特徴をつかむことができました。そして集計結果や考察をとおして、当支援センターが行うべき役割や支援の着眼点に気づくことができました。ここに集計と考察について公開させていただくとともに、当支援センターの気づきや着眼点について少しでも共有や共感していただければ幸いです。
 
 アンケートの考察をして終わりではありません。時間はかかるかも知れませんが、回答をいただいた施設等へ取材し、調査訪問活動を行いながら、さらに県内の状況や活動を深く知ることが必要であると考えています。障がいのある人の様々な舞台芸術活動を通して、また施設等で実践されている活動を知って情報発信を行うことでお互いを理解し合える、共感できる、地域との関りが充実していく、そのような笑顔あふれる当たり前の日常につながっていければと思います。
 
 最後にアンケートを実施するにあたり、回答協力をいただきました施設等の皆様、アンケート項目において助言をいただきました国際障害者交流センター ビッグ・アイのご担当者様、本当にありがとうございました。今回の集計と考察が関係皆様の資料としてヒントにつながるのであれば嬉しく思います。

PDF『集計と考察 ← こちらからご覧いただけます。