御礼の報告
島根県障がい者アート作品展は、毎年、12月の障害者週間に島根県立美術館で行われてきました。島根県立美術館に足を運べない方にも〝障がい者アート〟の魅力を見てほしい、知ってほしいという思いから、受賞作品を中心とした巡回展を実施したいという構想は、主催者の長年の願いでした。さらに今回は、出雲サンホームさんの展示協力を得て、島根県のアール・ブリュットの戸舎清志さんの作品も展示する機会に恵まれました。本当にありがたいことです。
秋の季節感が次第に深まっていく中、この3日間は晴天に恵まれ、約200名の方が巡回展に来場されました。来場者の方がそれぞれに作品を鑑賞され、個性豊かな障がい者アートを知り、お気に入りの作品や色合いを見つけるなど、いろんな楽しみ方をされたような気がします。
最終日は、アトリエ・スノイロの栗山千尋さんによるワークショップが行われました。親子連れの方など、子どもと一緒にキャンバスに、思い思いの絵を描かれました。参加者の個性や筆使いの特徴が表れた素敵な〝わたしのキャンバス〟が生まれていました。
ご来場いただいた皆様、作品展示に協力していただいた関係の皆様、島根県立大学ボランティア学生のお二人、栗山千尋様、グラントワ職員の皆様、本当に温かなご協力をいただきありがとうございました。主催者として無事に開催できましたことを御礼申し上げ、皆様の益々のご活躍を願っております。ありがとうございました。
ご報告
■会 期 令和3年11月5日(金)~11月7日(日)
■場 所 島根県芸術文化センター「グラントワ」多目的ギャラリー
■主 催 島根県 / 島根県障がい者文化芸術活動支援センター アートベースしまねいろ
■展示協力 社会福祉法人 恵寿会 障害者支援施設 出雲サンホーム
■展示作品数 島根県障がい者アート作品:35点
戸舎清志さんのアール・ブリュット作品:13点
■来場者数 3日間で199名 (うち 11/7ワークショップ参加者:21名)