島根県障がい者文化芸術活動支援センターアートベースしまねいろについて

支援センターについて

活動への参加を促進していくため
障がい者およびその家族や福祉事業所等の方々が感じている
文化芸術に関する悩みや相談に応じ、
様々なバリアを取り除いていく支援を行います。

私たちがお手伝いします

センター長

髙岩 綾子

支援センター事業の統括
社会福祉法人いわみ福祉会 理事
総合福祉施設ミレ青山 園長
 社会福祉士

いわみ福祉会芸能クラブ(石見神楽)代表を務め、県内外のイベント参加など障がい者の生涯学習支援活動に関わる。障害者の文化芸術国際交流事業実行委員会に参加し、2017ジャパン×ナントプロジェクトによるフランス・ナント海外公演を成功させる。
 いわみ福祉会の江津地区の統括として、障がい者福祉の現状や事例、自立や社会参加について活動している。

コーディネーター

渉 秀之

相談対応、研修会の企画実施
展示会の開催事務等


19年間、障がい者とともに伝統芸能石見神楽の衣裳・道具作りに従事、その後、障害者支援施設において入所利用者の創作活動とふれあう。障害者の文化芸術国際交流事業による2017ジャパン×ナントプロジェクトのフランス・ナント海外公演に参加。

コーディネーター

三 澤 洋 平

相談対応、研修会の企画実施
展示会の開催事務等


入所児童施設や放課後等デイサービスの支援員として従事する。美術系大学で学んだ知識やスキルをいかして児童らと創作や様々な活動を行う。障害者の文化芸術国際交流事業による2017ジャパン×ナントプロジェクトのフランス・ナント海外公演に参加。

専門家がサポートしてくれます
今城 崇

作品の権利保護担当

今城 崇

弁護士
佐和法律事務所所属

[経歴]

平成11.3 青山学院大学法学部卒業
平成15.3 青山学院大学大学院法学研究科博士前期課程 私法専攻卒業
平成18.11 旧司法試験合格(旧61期)
平成20.9 弁護士法人佐和法律事務所入所、東京事務所にて勤務
平成23.1 弁護士法人佐和法律事務所萩石見事務所にて勤務を開始。人権擁護委員会及び高齢者・障害者の権利に関する委員会に所属(島根県弁護士会) 令和2.4 島根あさひ社会復帰促進センター視察委員会 委員長を務める

美術・芸術担当

栗山 千尋

[経歴]

武蔵野美術大学芸術文化学科卒。ダウン症の人たちが利用する工房「アトリエ・スノイロ」をオープン。そのままで美しい色、かたちという意味の「素(す)ノ色」を名称に取り入れた。

[実績]

静岡の児童福祉施設で、障がいのある子どもたちの美術指導や展覧会を担当。その後、東京にあるダウン症の人たちのための工房「アトリエ・エレマン・プレザン」で2010年まで勤務した。

舞台・表現・展示担当

小林 泰三

[経歴]

京都造形芸術大学(現:京都芸術大学)芸術学部芸術学科卒。(株)小林工房を設立。

[実績]

石見神楽面の製造・販売に携わりながら、神楽面教室やワークショップを企画開催し、次世代育成と地域振興、伝統芸能の普及活動にも取り組んでいる。「牡丹コラボレーション假屋崎省吾×八岐大蛇」や「鼓動のワンアースツアー~神秘~」(坂東玉三郎芸術監督演出)での蛇頭製作と演技指導、「EXILE TRIBE PERFECT YEAR 2014 ドームツアー2014」の蛇頭製作、大蛇演出、ツアーアシスタントに携わる。

目的

障がい者による文化芸術活動を普及し、支援するため、島根県障がい者文化芸術活動支援センターの業務を通して、障がいの有無にかかわらず、誰もが等しく文化芸術を創造し、享受することができるような環境の整備を図りながら、共生社会の実現を目指します。

センターの成り立ち

日本において、障害者の芸術文化活動は戦前から障害福祉の現場で取り組まれていました。しかしながら、その取組は一部の有識者によって注目されていたに過ぎず、欧米と比べ、文化芸術分野での取扱いは極めて限定的でした。

平成19年、「障害者アート推進のための懇談会」が厚生労働省と文化庁の共同で開催されます。

平成25年、「障害者の芸術活動への支援を推進するための懇談会」が厚生労働省と文化庁の共同で開催され、中間とりまとめが公表されます。

平成26年度から平成28年度まで、厚生労働省では、芸術活動を行う障害者およびその家族ならびに福祉事業所等で障害者の芸術活動の支援を行う者を支援する「障害者の芸術活動支援モデル事業」を実施しました。

平成29年度からは、「障害者芸術文化活動普及支援事業※」では、支援対象をこれまでの美術分野に加えて、演劇、音楽等の舞台芸術分野に広げ、「障害者芸術文化活動支援センター」と改称されます。

本事業は、地域における障害者の自立と社会参加の促進を図るため、全国に障害者の芸術文化活動に関わる支援センター等の設置を行い、支援の枠組みを整備することにより、障害者の芸術文化活動(美術、演劇、音楽等)を推進するものです。

障害者による文化芸術活動の推進に関する施策を総合的かつ計画的に推進し、文化芸術活動を通じた障害者の個性と能力の発揮及び社会参加の促進を目的として、「障害者による文化芸術活動の推進に関する法律」が平成30年6月に公布・施行されました。

※障害者芸術文化活動支援センター設立マニュアル、厚生労働省HPより引用

ロゴマークの意味

文化・芸術とは人間の五体と心が
一体となることで生まれる新たなる命。
その命に吹き込まれた情熱は
さらに多くの人間の鼓動へと共鳴します。

”アートベースしまねいろ”は
島根にある文化・芸術の命が集まる拠点であり
その命の鼓動を広げる場所となります。

ロゴマークは、
文化・芸術の持つ情熱を
人間の躍動としてデザインしています。

所在地

島根県障がい者文化芸術活動支援センター

アートベースしまねいろ

〒695-0024 島根県江津市二宮町神主1964番地31
社会福祉法人いわみ福祉会 総合福祉施設ミレ青山内
TEL 080 5756 3225 / (0855)54-3100 
FAX(0855)54-3101